山口県 山口市道祖町
山口八十八ヶ所 第二十六番。
『防長風土注進案』には「観音堂、桁行弐間、梁行三間、瓦葺、石観音町にあり、俗に石観音といふ」とある。江戸後期にはその存在が知られる古刹。狭い境内に、猿田彦神その他石仏と延命地蔵などが祀ってあります。 「お堂の下にある大岩」が祀られており、かつて椹野川が氾濫したとき、この大岩にたくさんの人がつかまって命を救われたことから、神として祀るようになったとのこと。(山口県教育委員会『歴史の道調査報告書 石州街道』(2005)などを参考に記す)
運転中にこちらの龍の木彫り彫刻に目を奪われて立ち寄りました。次回は近くにある善正寺も訪問してみたいです。(2024年1月)