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#169 大朝の天狗シデ

広島県北広島市



テングシデ(天狗シデ)という木が広島県山県郡北広島町におよそ100本自生しています。世界中でこの地にだけ自生するという珍しい「テングシデ」はイヌシデ(カバノキ科)という木の変種。突然変異で枝がクネクネと曲がりくねった個性的な生え方をしています。突然変異によって生まれた生物は一代限りで終わる事がほとんどだそうですが、テングシデは代々受け継がれて群落を形成しており、世界的にも珍しく貴重な群落なのだそう。2000年には国の天然記念物にも指定されています。

テングシデは1年を通じて楽しむことができますが、光るような美しい新緑の季節(5月頃)が一番の見ごろ。





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