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#166 普賢寺(ふげんじ)

山口県光市



北前船の寄港地として栄えた港町室積に建つ海の守護仏。

古くから瀬戸内海交通の良港として発達した室積に建つ普賢寺は、平安時代に性空上人が一堂を建立したことに始まるといわれています。本尊の普賢菩薩は、海の守り仏として信仰され、瀬戸内を航行する諸国の廻船が寄港して航路の安全を祈願するようになり、「海の菩薩」として全国各地から広い信仰を集めています。

毎年5月に行われる普賢まつりには数多くの露店が軒を連ね盛大な賑わいをみせます。

また、境内の奥まった一画には、大きな自然石を用いて造られた石組の構成に特徴がある枯山水の庭園(県指定名勝)があり、雪舟の作庭によるものと伝わります。



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