山口県大島郡
(2022年8月)
面積 0.94 km²、現在の世帯数10以下の小さな島。周防大島の小松港から船で7分。「民宿かささ」という民宿もあるようですが、日帰りでも十分楽しめます。訪れた日は島で唯一の自動販売機が故障中。他にお店はありません。波止場では犬が出迎えてくれ、しばらく道案内をしてくれました。島内には八幡宮が1つだけありますが、草が生い茂っていたのでkの日はお詣りは断念しました。干潮時には島の周囲をぐるっと散策できるようです。
島の歴史は比較的新しく、江戸時代前期までは、現柳井市新庄にあった塩田で使用する薪の供給地であったといわれています。その後塩田では石炭が使用されはじめ、薪の需要が減ったため、それ以後島内の開墾が始まったといわれています。島の周囲は、本土や大島にはさまれた海峡となっており、潮の流れが早く、好漁場となっています。
笠佐島の島名の由来:
昔、大畠の瀬戸に身を投げた般若姫に、島の人が笠を捧げたことから、「笠捧げ島」と呼ばれるようになり、現在の「笠佐島」になったと伝えられています。
笠沙の七不思議:
墓がない
寺がない
専業漁家がいない
水が豊富である
日柄、方角のタブーがない
戸数の変化がない
マムシがいない。
小松港⇔笠佐島航路
(所要時間 7分 料金 110円)
一日3便(水曜は一便増便)